厳島神社 (いつくしま神社・広島県廿日市市宮島町1-1)

冬の厳島神社

 厳島神社(2008.1.22)
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今回は番外編で宮島の厳島神社の紹介です。嫁ヶ島の竹生島神社の市杵島姫命は厳島神社から観請されたそうです。
この日広島では雪が降る冬型の天気で、ここ宮島でも冷たい雨がしとしとと降っていました。雨のせいか観光客もまばらで、神秘的な雰囲気が強かったように思います。 以下は境内の案内板よりの抜粋です。

厳島神社御由緒
【御祭神】
「御本社」田心姫命 市杵島姫命 湍津姫命
「客社」 天忍穂耳命 天穂日命 活津彦根命 天津彦根命 熊野樟日命
【社殿の創建】  厳島神社は古代、周辺の沿岸島嶼部の住 民が御山を主峯とするこの島の山容に神霊 を感じ、これを畏敬したことに始まる。
 社殿の創建は推古天皇元年(五九三)に 神主佐伯鞍職が官奏し、これを造営したと 伝承されている。その後平良清盛公が久安二 年(一一四六)安芸守となり当神社を篤く 信仰し仁安三年(一一六八)現在の規模に 建替えた。
 以後承元元年(一二〇七)、貞応二年( 一二二三)の二度に亘り火災に遭うがその 都度、国司によって造営せられ、現存の建 物は仁治二年(一二四一)に造営を終えた ものである。
 爾来鎌倉幕府、室町幕府、大内氏、毛利 氏、浅野氏の篤い崇敬と保護のもとに社殿 を維持し、現在は御本殿以下附属する建物 はすべて国宝又は重要文化財に指定されて いる。
【社格】
弘仁二年(八一一)
延長五年(九二七)
明治四年(一八七一)
明治四十四年(一九一一)
昭和二十七年(一九五三)名神例幣に預る
名神大(延喜式)
国幣中社
官幣中社
宗教法人
【御幸】
後白河法皇 建春門院と共に御社 承安四年三月(一一七四)
高倉上皇 治承四年(一一八〇)三月及び九月二度に亘り御社参
【社参】
平 清盛公 永暦元年(一一六〇)を始めとし、平家一門と共に社参多し
前太政大臣花山院忠雅公 徳大寺実定卿「治承三年(一一七九)」等、公卿の社参多し
足利義満公 康応元年(一三八九)
大内義隆公 天文十年(一五四一)
毛利元就公 永禄十年(一五六七)
豊臣秀吉公 文禄元年(一五九二)
【祭儀】
神衣献上式 一月一日
桃花祭 四月十五日 祭典後舞楽奉奏
桃花祭神能 四月十六日より三日間
管弦祭 旧暦六月十七日 海上渡御
菊花祭 十月十五日 祭典後舞楽奉奏
鎮座祭 十二月初申日


P1060136.JPG 海藻がびっしり。ワカメでしょうか。前回よりも海がきれいになっているようです。

P1060138.JPG 鹿が看板下で雨宿りしています。

鎮座地:広島県廿日市市宮島町1−1


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