越谷 久伊豆神社 (こしがや ひさいずじんじゃ・埼玉県越谷市越ヶ谷1700)

越谷 久伊豆神社 - 武蔵国で隣接する二つの久伊豆神社

 越谷 久伊豆神社(2015.6.26)
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 越谷の久伊豆神社の紹介です。
 岩槻の久伊豆神社から元荒川をくだって約10Km程の所に隣接して鎮座します。社伝をみると岩槻の方は古墳時代に建立したとあり、その後平安末期の武士団によって越谷の久伊豆神社が建立されたと思われます。
 境内には江戸時代に千葉の流山から樹齢50年の藤を移植した樹齢200年の藤の大木があります。(県の天然記念物)

久伊豆神社は、祭神として大国主命(おおくにぬしのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)など五柱が祀られ、例祭は毎年九月二十八日である。
当社の創立年代は不詳であるが、社伝によると平安末期の創建としい、鎌倉時代には武蔵七党の一つである私市党(さきいとう)の崇敬を受けたという。古来、武門の尊崇を集めて栄え、室町時代の応仁元年(一四六七)に伊豆国(静岡県)宇佐見の領主宇佐見三郎重之がこの地を領したとき、鎮守神として太刀を奉納するとともに社殿を再建したと伝えられる。江戸時代には、徳川将軍家代々の信仰が厚かった。

当社は、災除招福、開運出世の神として関東一円はいうまでもなく、全国に崇敬者がある。また、家出をしたり、悪所通いをする者に対して、家族の者が"足止め"といって狛犬の足を結ぶと必ず帰ってくるといわれている。
境内には、県指定史跡となっている幕末の国学者平田篤胤の仮寓跡や、篤胤の門人が奉納したといわれる県指定天然記念物の藤の老樹が枝をひろげている。 なお、当社は昭和五十九年度に県から「ふるさとの森」の指定を受けている。


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境内の祖霊社。祖先の霊を祀る祠。社号を見ると出雲大社の千家さんが書いている。

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境内に出店が出ていた。祭り事があったらしい。

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素戔嗚尊も祀っている。きっちりしている。


鎮座地:埼玉県越谷市越ヶ谷1700
駐車場有り

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