金屋子神社 (かなやごじんじゃ・安来市広瀬町西比田307−1)

金屋子神社

 金屋子神社(2009.5.07)


安来市広瀬町西比田の金屋子神社の紹介です。古くから製鉄の神様として崇められている神社です。参道脇に涌き水があり、蛙たちの合唱が賑やかでした。社殿は島根県の有形文化財に指定されています。

境内に咲く椿。きれいです。

標高が高いためか境内に桜がまだ咲いていました。

金屋子神社由緒

当社に伝わる「金屋子祭文雲州比田ノ伝」に依れば、金屋子神は、村人が雨乞いをしていたところへ雨と共に、播磨国岩鍋(兵庫県千草町岩野辺)に天降り、吾は金作りの金屋子神である、今よりあらゆる金器を作り、悪魔降伏、民安全、五穀豊饒のことを教えようと かくして盤石をもって鍋を作り給うた。故にこの地を岩鍋という。だが、此処には住み給うべき山がなかった。そこで、吾は西方を司る神なれば西方に赴かんとして、白鷺に乗って西国に赴き、出雲の国能義郡黒田奥比田の山林に着き給い、桂の木に羽を休めておられるところ、たまたま狩りに出ていた安部正重(宮司の祖先)が発見し、やがて神託により、長田兵部朝日長者なる者が宮居を建立し、神主に正重を任じ、神は自ら村下(技師長)となり給い、朝日長者の集めた炭と粉鉄(砂鉄)を吹き給へば、神通力の致すところ、鉄の涌くこと限りなしとある。明治七年に天田神社、同四十年に八幡宮外十社 を合祀した。

主祭神 金山彦命・金山姫命
配祀祭 素戔嗚命 外二十三柱

大祭日 春大祭 四月二十一日
    秋大祭 十一月三日


鎮座地:安来市広瀬町西比田307番地1














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