須佐神社(須佐大宮)の御由緒--境内の案内板より
【本殿】 大社造(県文化財)
【御祭神】 須佐之男命
【配祀】 稲田比賣命 脚摩槌命 手摩槌命
須佐神社は須佐之男命を主神とし稲田比賣命、脚摩槌命、手摩槌命を合わせて御祀してあります。
出雲風土記飯石郡の條に「須佐郷、郡家の正西一十九里、神須佐能袁命詔り給はく、此の國は小き國なれども、國處なり、故我が御名は木石に着けじと詔り給いて即ち己命の御魂を鎮め置き給いし處なり。
然して即て大須佐田小須佐田を定め給いき。故、須佐という。即ち正倉あり」と載せてあります。即ち御神徳の宏大なる須佐大神が自ら御魂を鎮め置き給いし、いとも尊き御社であります。須佐之男命の御社としては他に其の比儔を見ざる處であります。
須佐は須佐之男命の御終焉の地御鎮魂の聖地御名代としての霊地であり、須佐之男命の御本宮として古より須佐大宮、十三所大明神、出雲大宮と稱え朝廷をはじめ國守藩主、武将の崇敬は申すに及ばず世の人々の崇敬あつい神社であります。
【主な祭日】
一月一日 歳旦祭
二月節分 節分祭 悪病退散厄除「茅ノ輪」授与
四月十八日 例大祭 朝覲祭(神幸)を奉仕
四月十九日 古傅祭(この祭)陵王舞、百手神事を奉仕
八月十五日 切明神事祭念佛踊(県無形文化財)奉納
十月十七日 秋祭り