今回は松江市の神魂(かもす)神社の紹介です。 松江市街から旧八雲村方面へ向かう道すがらに大きな看板が右側にあります。そこから右に入ってすぐの小山にお社があります。
この辺はシーズンになるとホタルが飛ぶスポットで、昔からの自然がそのまま残っています。駐車場から石段を登っていくと、ちょうど本殿のお色直しの最中でした。
お参りしたのが先月でしたので、神在月に間に合うようにお直しをされているのでしょうか?
室町時代から変わらずここに鎮座されている凄みを感じます。
以下はご案内です。
【神魂神社案内】
御祭神
伊弉冊(いざなみ)大神
伊弉諾(いざなぎ)大神
当社は出雲国造の大祖天穂日命(あめのほひのみこと)がこの地に天降られ出雲の守護神として創建、以来天穂日命の子孫が出雲国造として二十五代まで奉仕され、大社移住後も「神火相(ひつぎ)続式」、「古伝新嘗祭(にいなめさい)」奉仕のため参向されている。
本殿は室町時代初期、正平元年(一三四六年)建立の大社造で、その大きさは三間四方高さ四丈あり出雲大社本殿とは規模を異にするが、床が高く、木太く、とくに宇豆柱が壁から著しく張り出していることは大社造の古式に則っているとされ、最古の大社造として昭和二十七年三月国宝に指定されている。
本殿内は狩野山楽土佐光起の筆と伝えられる壁画九面に囲まれ、天井は九つの瑞雲が五色に彩られている。
貴布禰稲荷両神社 重要文化財です。二間社流造という形式は類例が少ないそうです。このお社も室町時代の物。
近所にある風土記の丘
この用水路にホタルが出没
鎮座地:松江市大庭町563
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