島根半島ののどかな漁村で小さな神社を見つけました。
拝殿や狛犬など比較的新しく、木の匂いがつたわってくるようです。
境内にはとても大きな桜の木が立っており、拝殿の形からしても軽く"学舎"をおもわせる場所です。まるで青春映画のセットです。すぐ目の前にはきれいな海が広がって、この辺に住む若き男女の青春ドラマが目に浮かびます。
狛犬は怪獣のように険しい顔ですが、子犬の様な体つきなのでギリ親しめます。
高神社と八幡宮が在りました。どちらも綺麗な状態で、これも最近リニューアルされたのでしょう。
本殿は昔のままのようで年季を感じさせます。
境内奥は一段高くなっており広場になっていました。そこに住吉神社が在ります。こちらも新しいです。
毎年秋には、天狗や獅子の格好をした人が子ども達を追いかけ回し無病息災を祈る「ガッチ祭り」が行われるそうです。おもしろそうだ。
後で知ったことですが、出雲市の大社町にも同じく日御碕神社があり、とても大規模なのだそうです。大社と野波の両日御碕神社の関係も気になるところです。。
写真&文:ボウa.k.a.タイチョー
日御碕神社御由緒
主祭神
天照大御神
建速須佐之男命
祭日
祈年祭 四月十一日
例大祭 十月廿四日
新嘗祭 十一月廿五日
由緒
当社創立年代は不詳
古くはこの西方御(雄)島に社があった
天正八年(一五八〇)十二月十七日夜大波のため破損
翌天正九年三月この地に移転し祭ったという古記あり
神事
元野波村大字野波前田に鎮座された日吉神社を明治四十二年日御碕神社に合祭してから毎年十月廿三日元の宮所に神幸式を行う
鎮座地:松江市島根町野波313番地
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