真名井神社-意宇六社
▼ 真名井神社(2008.12.18)今回は松江市山代町の真名井神社の紹介です。 真名井神社は古くから 意宇六社といわれる ・熊野大社(松江市八雲町) ・揖夜神社(八束郡東出雲町) ・六所神社(松江市大草町) ・八重垣神社(松江市佐草町) ・神魂神社(松江市大庭町) ・真名井神社(松江市山代町) 六つの神社のなかの一社とされています。意宇とは明治時代までの松江、東出雲、安来の呼び名で、そこら一帯を意宇郡と呼んでいたそう。ウィキペディア>> 八雲町から中海にそそぐ意宇川などに今でも地名が残っています。 奈良時代、出雲の政治の中心となった出雲国府跡(六所神社周辺)から数百m程で、名水の真名井の滝がすぐそばに涌いています。 以下は境内の案内から 社殿は本殿、中門、拝殿、境内社から成る。本殿は大社造り檜皮葺きで周囲に透塀をめぐらす。祭神は伊弉諾尊、天津彦根命(山代直の祖)当社は出雲風土記にいう「真名井社」 延喜式に記す「真名井神社」で古い歴史をもつ意宇六社の一社である。 背後の山は神名樋山で出雲国内四神名樋山の一つで東南麓に真名井の滝を存す。 中〜近世は「伊弉諾社」として知られていたが明治以後は旧号に復し村社に列せられて いた。現本殿は、寛文二年(一六六二)の軸立で、内殿は正面に向かっている。 殿内には彩色絵がある。拝殿は昭和九年に新築された土間床の造り。境内社には末那為 神社、(向かって右)児守神社、(向かって左)宍道若宮社、山代神社、荒神社合祀してある。 なお神紋は二重の亀甲に「有」の字、祭日は十月十七日である。 正面からの風景。田園が広がります。 鎮座地:松江市山代町84 |