佐世神社 (させじんじゃ・雲南市大東町下佐世1202)

佐世神社と佐世の森

 佐世神社(2009.4.05)


雲南市大東の佐世神社の紹介です。
大東から木次へと通る県道から佐世小学校方面に数百メートル入ったところに門柱と石碑が見えます。付近には駐車出来るスペースが見あたりませんのでそのまま左へと入る山道へ。少し登ると広場が見えます。
以下は境内にある案内より抜粋しました。

境内前の石碑より

延喜式神名帳並ニ風土記所載ノ神社ニシテ
上佐世下佐世両村ノ産土神トシテ
明治四年郷社ニ列セラル
須佐能袁命八岐大蛇ヲ退治シテ後
欣喜ノ余リ 稲田姫ト神舞ヲナサレタ時
頭ニ刺シテイタ佐世ノ木ノ葉ガ落チタ
命ハ地 ニサセト申サレ刺シタ木ガ今ノ佐世ノ社ナリ
故ニ此ノ地ヲ佐世ト云フ
後 出雲八所八幡ノ一社
佐世八幡ヲ合祀シ崇敬サレテイル神社デアル

佐世の森
佐世神社の境内にある。幹廻り約七・六メートル、枝が八方に拡がり約三・八メートル四方に及ぶ椎の古木で、枯れては又芽を吹き、現在のは五代目の木といい、「佐世郷。郡家の正東九里二百歩なり、古老の伝えに云へらく、須佐之男命、佐世の木の葉を 頭さして踊躍(おど)りたまふ時に、させさる佐世の木の葉地に堕ちき。故、佐世といふ。」
とあり、佐世の木の葉をかざして舞われ、その葉がここに落ちたので佐世というと伝えた。

「出雲国風土記参究」

【主祭神】
須佐之男命
奇稲田姫命





鎮座地:雲南市大東町下佐世1202












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