船林神社 (ふなばやしじんじゃ・雲南市大東町北村18番地)

船林神社と桜並木

 船林神社(2012.4.26)


今回は雲南市大東町の船林神社のご紹介です。桜が尾根伝いに並び春にはとても風情がある神社です。去年は桜の時期を逃してしまったので、一年待っての掲載です。
以下は境内の案内板より。

船林神社 御由緒
【御祭神】 阿波枳閉委奈佐比古命(あわぎへわなさひこのみこと)

当社は出雲風土記所載の「船林社」にして同風土記によれば「船岡山」「郡家の東北一十六里阿波枳閉委奈佐比古命の曳き末、すえませし船化してこの山となる故に船岡と言う」とあり命は往古この山を中心に粟を主とした農耕の道をお開きになったので後命の遺徳偲び奉り租神として奉斎したのであるが中世の頃一次衰微して社殿も消滅し山野となったことがあった。

その頃麓に高島十助と言う者があり此の地を畠となさんと開墾中に方三尺許りの切り石で社の土台らしきものを発見し驚きこの由を馬川与左衛門に告げ共に謹み更にくわしくこれを視るに全く祠蹟に間違いなきを認めたので文化八年(皇紀二四七二年 西暦一八一六年)夏社殿を再建立命の神魂を安鎮奉斎し後、北村の里の氏神として崇敬し今日に及んでいる。

船岡山は船山或いは大船山とも称し標高一四〇米 遠望すればその名の如く船を伏せたる形をなし頂上に立てば海潮の地の中心をなす南村北村の里を一望に納め風光明媚である。

【境内社】
山神神社
社日社
荒神社

【祭日】
例大祭 十一月八日
祈年祭 三月十九日
新嘗祭 十二月五日
後共祭 麦祭 山神神社祭 七月十四日


拝殿。山の端から端まで尾根伝いに歩いて到着します。

水場。山の上なのに、常時きれいな水が流れています。すばらしい。

本殿

横から見た写真。手前の船の形をした山が船林神社の大岡山です。

鎮座地:雲南市大東町北村18番地



















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