今回ご紹介する温泉神社は、
雲南市木次町の市役所付近から国道314で約10分ほど車で走ります。
「温泉神社」の看板が出てきたところを左に入り、500mほどで小山の上に大きな杉の大木が林になっているところがあります。そこを目印に細道を入っていくと駐車場に到着します。 この杉の木がかなりの巨木で、同じ出雲地方の須佐神社の杉の木と同じくらいの大きさです。 苔生した佇まいが何世紀もの歴史を感じさせます。 ここの水場は柄杓ではなく、榊で水をかけてお清めするようになっており、青々とした榊が印象的でした。
以下は境内の案内板からの抜粋です。
【温泉神社御祭神】
味耜高彦根命
別雷命
玉依姫命
大己貴命
少彦名命
足名椎命
手名椎命
建御名方命
誉田別命
大物主命
國常立命
大年命
道真命
【祭典】
祈年大祭 三月吉日
例大祭 十一月十一日
新嘗大祭 十二月吉日
歳旦祭 節分祭
還暦祭 厄除祭
七五三の祭 勧学祭
初宮詣 大祓祭
足名椎 手名椎御神陵
以下は御神陵案内板からの抜粋
むかし、万歳山のふもとに住んでいた足名椎と手名椎には八人の娘がいたが、天が淵に棲む八俣の遠呂智(大蛇・八岐蛇)によって次次にたべられ稲田姫一人となった
そこに須佐之男命が参られ遠呂智退治となる。
須佐之男命は稲田姫を妻にむかえられ、国づくりがなされていく。
稲田姫の父神足名椎、母神手名椎を祭った二神岩は万歳山の中腹にあるが、山崩れで参詣道がなくなり、天が淵の上に玉垣を設けて拝神していた。
国道改修ににともない、その神陵が温泉神社境内に、遷座されたものである。
木次町
木次観光協会
鎮座地:雲南市木次町湯村1060番地 |