松下村塾聯(しょうかそんじゅくれん) 「万巻(まんがん)の書を読むに非(あら)ざるよりは、寧(いずく)んぞ千秋の人たるを得ん。一己の労を軽んずるに非ざるよりは、寧んぞ兆民の安きを致すを得ん。」 多くの書物を読まずに、どうして将来語り継がれるような人になり得るだろうか。 自分の労苦をいとう者にどうして人々の安らかな生活を築くことができようか。決してできない。