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賣豆紀神社と子宝いぬ

賣豆紀神社(2009.9.22) |Comments(0)|Trackback(0)


今回は売豆紀(めづき)神社の紹介です。松江市街を走る国道9号線の南、小高い丘の上に鎮座します。出雲地方の神社の中で神在祭を行う神社の一つです。境内の案内板では十二月三日が神在祭となっていました。境内はよく整備されていて、とてもきれいな神社です。

【特別神社 賣豆紀神社】

松江市雑賀町売豆紀 鎮座
[主祭神]
下照比賣命
[合殿] 伊勢宮
天照大神 豊受比賣命 倭媛命

[沿革]
延喜式神名帳にのせられた式内社。出雲国風土記に所載。松江城下五社の一社大正十三年社格も県社に 列せられた。松江市松南地区の総産土神(氏神)伊勢宮は藩祖松平直政公が伊勢神宮の御分霊を奉斎。松江市伊勢宮町から明治三十二年当神社に合殿された。
[由緒]
下照比賣命は出雲大社御祭神大国主命の第三の姫神にあらせられる。父神の国土経営をたすけ偉大な功績をたてられ、また和歌の祖神とあがめられた。古事記、日本書紀、古今和歌集序文にお名がみえる。
[安産・病気平癒の守護神]

歴代松江藩主ご内室懐妊のとき霊験をうけられ、また病気平癒の守護にあずかった。更に一円の婦女 の懐妊、病気の際にご神徳を仰ぐもの多く、安産 病気平癒の守護神として著名である。

[主な祭日]
元  旦 歳旦祭     六月三十日 大祓祭
二月三日 節分祭     十月 三日 例大祭(秋祭)
五月三日 春祭(祈年祭)十二月 三日 新嘗祭 神在祭


【子宝いぬ】

自分の干支の前に立ち、親子いぬを撫でて安産・無事成長・子授けを祈念してください。
当神社の御祭神下照比売命(出雲大社の御祭神大国主命の第三の姫神)の広大な「子宝の御霊力」を表象する子宝いぬから御神徳をお受けください。
歴代の松江藩主ご内室懐妊の折 大神から御霊験を受けられ世継ぎを得られた。



【病気平癒・諸災祓除の唐獅子灯篭】
きわめて稀少な形をもつこの四頭の唐獅子(狛犬)が担う灯篭は当神社の御祭神下照比売命の御霊力を表象するとされ古来病気平癒・諸災祓除の御霊験あらたかであると伝承されている。
祈願時には銀紙を貼り成就時には金紙を貼って報謝する習わしがある。
松江藩においては一円の病気施行の折大神から病気平癒の御神徳に与かった。

鎮座地:松江市雑賀町1663







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