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久武神社と出西八幡宮

久武神社(2012.3.29) |Comments(0)|Trackback(0)
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まだまだ朝晩は肌寒いですが、だんだんと春に近づいて来ましたね。今年は梅の開花が遅くて、時期的に桜と間違える程です。松江の満開予想が4/10日(http://sakura.weathermap.jp/)だそうです。冬寒かった分、桜が待ち遠しいです。さて今回は旧斐川町出西に鎮座する久武神社と出西八幡宮のご紹介です。 神社略記

【久武神社】(氏神社)祭神 素盞鳴命 本殿大社造り

由緒 出雲国風土記に久牟社とあり、延喜式内社であった。 現鎮座地は四度目の地といわれ、江戸時代中期に遷座されたお社である。
素盞鳴命が八俣大蛇退治の砌、稲田姫命をこの郷の稲城にかくまって退治におもむかわれた。そして退治後この郷に帰られて稲田姫命にお会いになると、 命の功績を祝うかのように多くの雲が立ち上がり、二神をとりまいた。
歓喜された命は 「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに」と咏われたという。
このような由緒によって、この地は古代から出雲国 出雲郡出雲郷といい、出雲の原郷にふさわしい御社名 久牟社・久武社(雲社)が鎮座されている。

【八幡宮】 祭神誉田別命 本殿流れ造り

由緒 第一五代應神天皇の御神名である。
命は国際的な視野を持ち積極的にその威を国の内外に示すとともに、外国の文物をとりいれて、我が国の文学産業などの礎を築かれた神として崇敬されている。
このお社は、室町時代末期に氏神として勧請されたもので、以降氏神社として崇敬されてきた。しかし明治三年政府の方針に従い、式内社であった久武神社を氏神社としたので、現在は産土神として鎮座されている。

【境内社】
祭神
三保社 事代主命・三穂津姫神(福の神、農、漁業の神、他)
若宮社 足仲彦命(一家繁栄の神、他)
稲荷社 倉稲魂命(農、工、商繁盛の神、他)
社日祠 天照皇大御神、大巳貴神、植安姫神、氏御大神、倉稲魂命、少彦名神(地域繁栄の神、他)
塞神祠 猿田彦神(交通安全の神、他)
木俣祠 木俣神(安産の神、婦人病の神、他)
塚神祠 荒神・諸霊(家内安全の神、他)

図のように境内は久武神社と八幡宮の二つの社が存在する。


久武神社 拝殿

久武神社 本殿

出西八幡宮

鎮座地:島根県出雲市斐川町出西1834






















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