揖夜神社と黄泉比良坂(よもつひらさか)
揖夜神社(2009.12.03) |Comments(0)|Trackback(0)今回は松江市東出雲町の揖夜神社(いやじんじゃ)の紹介です。意宇六社の一社で
熊野大社とともにもっとも古い神社の一つとされています。町内の旧道沿いの商店街を抜けるた小山の中腹に鎮座します。駐車場もあり、ひろびろとしたきれいな境内にすぐはいれいます。最初に訪れたときは順路が分からなかったのですが本殿へは横の参道から参拝できます。すぐそばにある黄泉比良坂(よもつひらさか)とともに黄泉の国とのつながりが深い神社です。 【主祭神】 伊弉冉命 【配神】 大己貴命、少彦名命、事代主命 武御名方命、経津主命 【祭日】 1月3日 御田打祭 5月28日 御田植祭 8月28日 穂掛祭 10月19日 例祭 【由緒】 揖夜神社 【黄泉比良坂】 [石版より] 黄泉の國の醜女達に追われ ここに逃れてきたイザナギ命は 桃の実を投げつけ退散させた 最後にイザナミ命自ら追いきたり 大岩をもちて塞ぎ 生の國と死の國の境となせり 千引の大岩なり これより西二百米に道祖神あり 追谷坂と呼ぶ急坂を下れば 揖屋村谷に通ず 又東四百米に峠あり 夜見路超えとて 中意東馬場に通ずる古道あり ここの神を 塞坐黄泉戸大神なり 【東出雲町の案内板より】 黄泉(あの世)の国と現世の境界の地として古事記上巻に、伊弉諾(いざなぎ)命が先立たれた最後の妻、伊弉冉(いざなみ)命を慕って黄泉の国を訪ねて行かれた入り口が、この地(黄泉比良坂)であるとされている。別名「伊賦夜坂」の起源でもある。昭和15年に「神𧐐黄泉比良坂伊賦夜坂と刻んだ石碑が設立された。 鎮座地:松江市東出雲町揖屋2229 黄泉比良坂:松江市東出雲町揖屋2407 |