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河邊神社と天が淵

河邊神社(2010.10.04) |Comments(0)|Trackback(0)


木次町上熊谷の河邊神社(かわべじんじゃ)のご紹介です。御祭神の稲田姫命が懐妊し、お産によい場所を探し求め、この地に来て「久麻久麻志規(奥まった静かな)谷間である。」といわれて、ここをお産の場所と定められたことから「熊谷」という地名になったそうです。(案内板より) 熊が住んでいる谷間という意味ではありませんでした。現在でも周辺の地域で熊の出没情報が結構あるみたいですので、時間と共に"久麻"から"熊"へ変化したのかも知れません。

河邊神社

【祭神】
河邊神社
駒形大明神
くしいなだみとよまぬらひめのみこと
久志伊奈太美等与麻奴良比売命(奇稲田媛命くしいなだひめのみこと)
すがのゆやまぬしみなさるひこやしまじぬのみこと
清之湯山主三名狭漏彦八島篠命(須佐之男命、奇稲田媛命の御子)

【相殿祭神】
正八幡宮 誉田別命(応神天皇) 気長足媛命(神功皇后) 足仲彦命(仲哀天皇) 海原神社 大綿津見三神(上津海童命、中津海童命、下津海童命)
【祭礼】
祈年祭 四月一日
例大祭、御神幸祭 十一月一日
新嘗祭 十二月一日
【御神徳】
縁結び、子授け安産、家内安全、厄除け長寿、受験合格、芸事上達、五穀豊穣、商工繁盛、河川治水、交通安全、旅行安全
【境内社】
八坂神社、若宮神社、金刀比羅神社、八乗姫神社
【御由緒】
当社は、延喜式神名帳及び出雲風土記所載の式内社としての古社である。奇稲田媛命、御子を生みまさむと此の處に至りて 「いと久麻久麻しき谷なり」と宮居し給うと、天平五年(七三三) の古文書にあり、往時が偲ばれる。
当時は、下熊谷の境の烏帽子山の麓、字松林の地に鎮座せしも後に中央の舟津の現在地に移転している。
(嘉祥四年(八五一)に神階六位上に叙せられ、明治五年に村社に列せられた)

往時は、境内二十五間四方本殿より鳥居までの参道の長さ約六十四間(一一五米)あったが、明治六年の洪水により境内流出 堤防構築等により、風致大いに変わった。
明治三十八年上熊谷地区に鎮座せる正八幡宮、海原神社を当地に合祀、明治四十四年に並列的に建てられていた三神社を現在の相殿として。
その後、老朽化し、昭和四十二年十一月遷宮を執行し今日に至っている。

平成五年十一月吉日


神社から2〜3km川上にある天が淵にいってみた。
神話ではこの淵に八岐大蛇がいて足名椎、手名椎を年毎におそっていたとなっている。

長い階段を下りる。
水の色が結構深そうな色だ。

鎮座地:雲南市木次町上熊谷1462番地1


















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